医師の数が足りない? といわれているがちょっと考えてみたい。
現在の医師数は420人に一人である。
昨日(H.28.3.18)医師国家試験合格者発表があった。
それによると8,630人の新しい医師が誕生している。
平成27年の出生者数は1,002,300人である。(ちょっと統計年度がずれるが)
出生者数(1,002,300)を医師国家試験合格者数(8,630)で割ってみると
116人に一人の医師が誕生していることになる。
医師を養成するには長い年月と多額の費用がかかる
医師の数はこのまま増やしていくべきか??
いまひとつ
平成60年の人口は 約1億人
平成100年の人口は 約6千万人 と推定されている。
余剰医師、2040年に3万4千人…厚労省推計
厚生労働省は平成28年4月1日、2040年に医師が全国で34000人過剰に
なるという推計結果を公表した。
2000年代に医師不足が社会問題となり、政府は08年度から段階的に医学部の
定員増をした。その結果07年度は7625人だった定員が16年度は9262人に
増えた。今後、さらに医学部が新設される予定だが、厚労省は医師の需給の見通しを
分析した。
高齢化の進展に伴う将来の患者数や入院ベッドの数などから必要な医師数を推計。
医師供給数は、医学部定員が16年度のまま続くと仮定した上で、育児中の女性医師や
高齢医師の労働力減少も加味して計算した数字だという。 政府は現在増員を認めてい
る医学部の定員について、削減を含めた検討に入る。