健康寿命とは                       

     平均寿命から日常生活を大きく損ねる病気で寝たきり等になった期間を差し引いた年数を言います。
 
長生きしても寝たきりなどの状態になるかどうかで生活の質(QOL)が大きく違います。
2000年から世界保険機構(WHO)がこれまでの平均寿命とともに国際比較できるように健康寿命も公表しています。
2017年の日本人の平均寿命は男性 81。09歳(世界で第3位)、 女性 87.26歳(世界で第2位) (2018.7.20 厚生労働省発表)
2016年の健康寿命は男性 72.14歳、 女性 74.79歳です。 (2018.3.9 厚生労働省発表)


東京都老人総合研究所が自立した高齢者の長生きの条件をまとめたものをご紹介します

「元気で長生きの十箇条」

 
 1) 血清アルブミン値が高い。
 2) 血清コレステロール値は高すぎず低すぎず。
 3) 足が丈夫である。
 4) 主観的健康感がよい。
 5) 短期の記憶力がよい。
 6) 太りかたは中くらい。
 7) たばこを吸わない。
 8) お酒は飲み過ぎない。
 9) 血圧は高すぎず低すぎず。
10) 社会参加が活発である。

栄養バランスの管理や体力維持のほか心の健康も重要な長生きの秘訣であるといえます。
(注)
血清アルブミンは肝臓で合成されるタンパク質。 値が低いのは肝臓や腎臓の働きが衰えていることを示します。

<平成26年10月2日更新>