最近は1年中注意が必要ですが、梅雨から夏にかけては特にO157をはじめとする腸管出血性大腸菌感染症にかかりやすい季節です。
以下のことに気をつけて元気に夏を乗り切りましょう。

腸管出血性大腸菌感染症にかからないために


●  予防

一般の食中毒と同じ方法でほとんどが予防できます。
調理前、食事前、用便後は手をよく洗いましょう。
台所は清潔に保ち、まな板、ふきん等の調理器具は十分に清浄、消毒しましょう。
生鮮食品や調理後の食品を保存するときは、冷蔵庫(10度以下)で保管し、早めに食べましょう。
食肉など加熱して食べる食品は、中心部まで火を通すとともに、焼き肉などの際は生肉を扱うはしと食べるはしを別々にしましょう。

● 気になる症状があるときは、医師の診察を受けてください。

  主な症状; 強い腹痛 何回も繰り返す下痢  鮮血便 発熱  吐き気
        乳幼児、高齢の方は抵抗力が弱いので要注意です。

● 身近に患者さんが出たときの注意

  患者の便に触れたときは手をよく洗い消毒をしましょう。
  入浴の時は患者さんが最後に入るようにしましょう。




               医療法人松樹会 小坂内科医医院