● 冷房病とは
冷房病は室内の冷えすぎや温度差の激しい室内外の出入りにより、体温を一定に保つ機能がある自律神経の働きが追いつかず体温調整が鈍ることで起こる。
女性はノースリーブやスカートなどを身につけると体が冷えやすいので注意が必要。
● 冷房病の予防
予防策としては、冷房の設定温度は28度程度にし、室外との温度差は5度が目安。
職場やホテル、映画館など温度を自由に調節しにくい時は上着を用意したり、熱が逃げやすい首回りにスカーフを巻いたりして自衛する。 冷えやすい腹や下半身にも気をつけ、ひざ掛けがあると便利。
食生活では体を温める食べ物を積極的に取るようにしたい。
ニラ、カボチャ、ショウガ、ニンニクなどにもその作用がある。
入浴の際には38度くらいのぬるめの湯にゆっくり入り、血行を回復させる。夏場だからとシャワーだけでは冷え切った体を温めることが難しい。
また日中閉め切った家に帰ったら、冷房を入れる前に換気することも必要だ。 昼間温まった部屋は建材などに使われている化学物質の空気中濃度が高まっており、さらに、カビやダニでアレルギー症状を起こしかねない。 料理でガスを使うときは酸素欠乏にも気をつける。
カビが生えやすいエアコンフィルターの掃除もこまめにしてほしい。
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