運 動 の 効 用

運動とは

何も難しく考えなくてよろしい。プールへ行ったり、テニスをしたり、高いお金を払ってスポーツセンターへ行ったりすることではない。もちろんスポーツセンターへ行くことを否定するのではないが。歩くだけでよろしい。基本は歩くこと。軽めの運動がよろしい。
できるだけ車に乗らない。時間がないという人は会社の行き帰りに歩く。(一駅くらいは歩く心がけを。)エレベーターは使わない。(地球温暖化防止にもなりますぞ!)
体の中での大きな筋肉を使う。それが運動です。

運動するとどんな良いことがある?

血液中のブドウ糖が消費される。従って血糖が下がる。肥満防止にもつながる。
善玉コレステロールが増える。(悪玉コレステロールは減少する)
血圧を上げる物質が減り、血圧を下げる物質が増える。

歩くときの注意

目標はよく言われていますが、1日1万歩。1日30分以上(分けてもよろしい)
1週間に3時間以上(まとめてでなく何日にも分けるのがよい)
5分で600歩くらいのペースで。
遠くを見て(1万円札は落ちていない) やや大股に。
脈拍数は 138マイナス年齢の半分くらいまで。
寒いときにはマフラー、手袋着用。
食前、食後でない方がよろしい。

どんな運動が良いのでしょう?

 運動の適、不適は当然その人の年齢や体の状態によるけれども一般論として
最適
 歩くこと、水中歩行、ハイキング、自転車に乗る(交通事故に注意)、ダンス、太極拳
注意したいもの
 ジョギング、水泳、登山、ゴルフ、階段登り
余り適当といえないもの
 テニス、バレーボール、サッカーなどの球技、縄跳び、スキー、柔道、剣道

こんな人は注意して

心臓肥大の人、狭心症、眼底出血、腎機能低下の顕著な人、脳卒中の危険性のある人。
このような人はよくかかりつけの先生と相談してください。
いずれにしても逆効果にならないように注意しましょう。
当然の事ながら運動の前には十分な準備体操を、運動の後には整理体操をして筋肉の疲れをとりましょう。

ウオーキングのお勧め